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常陽小学生新聞掲載「勉強のコツおしえます」

音読が上手になるコツ

●読み聞かせと順番読み 低学年にはできるだけ多く「読み聞かせ」をしてあげましょう。音読が苦手な子には、句点ごとに順番に読む「マル読み」も効果的です。「学ぶ」の語源は「まねる」とも言われているので、音読のやり方を「まねる」ように教えてあげましょう。
●漢字と意味調べ 音読が苦手な原因として、漢字や言葉の意味が分からない場合があります。最初のうちは読めない漢字にふりがなを付けても構わないので、大きな声ではっきりと音読をしましょう。また分からない言葉を一緒に調べたりして語彙力も養いましょう。
●棒読みから表現読みへ 句読点などの「区切りや間」は、息継ぎのポイントだけでなく内容の切れ目でもあります。意識して内容のまとまりで区切ることで文章の理解度も深まります。内容を理解すると、いわゆる「棒読み」ではなく、感情を込めた「表現読み」ができるようになってきます。
●音読のメリット 音読によって脳が活性化され、記憶力が向上するというデータがあります。音読は話す練習にもなりますので、表現力やスピーチ力も身に付くでしょう。

常陽小学生新聞2018年5月号掲載