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生き物まめ知識⑥
生き物まめ知識⑥ 前進あるのみマッスルジャンパー
今回ご紹介する生き物はこちら!
※https://tarzanweb.jp/post-269115様引用
失礼しました。棚橋弘至選手が出てしまいました。
マッスルジャンパー違いでした。
今度こそこちら!
※富士サファリパーク様Facebook引用
オーストラリアの有名動物カンガルーです。
体長は最大で160cm、体重は80kgまでに達します。
同じカンガルー属に属する生物の中には、体長20cm、体重0.5kgの小型のものも存在します。
体格に結構な差がある生物ですね!
また皆さんご存知の通り、メスは腹部に育児嚢という子育てのための袋を持ち有袋類という仲間に分類されます。
1g以下で生まれた赤ちゃんは育児嚢の中でミルクを飲み成長します。
そして約30~40週間ほどで育児嚢には戻らなくなり親離れします。
この生まれたての赤ちゃんと大人のカンガルーの平均体重を比べてみると約6万倍の差があります。
めちゃくちゃ成長するやん!!
人間に換算すると
大人の体重が18万kgということになるのでその成長率のすごさが分かります。
そんなカンガルーですが写真でもご紹介した通りオスは筋肉ムキムキです。
その筋肉を使いオス同士でけんかをしメスに自分の強さをアピールします。
ムキムキの腕を使って相手の首を掴んだり、尻尾で体勢を整えながら攻撃します。
中でも代表的な攻撃が後ろ足での前蹴りです。
この前蹴りを人間がくらうと内臓が破裂するほどの威力があります。
しかしそんな筋肉ムキムキカンガルーにも大きな欠点が存在します。
それは前にしか進めないということです。
カンガルーはその体の構造上、前にしか進むことが出来ません。
そのため天敵のディンゴやオナガイヌワシに襲われた際になかなか逃げることが出来ません。
※ただディンゴの個体数も少ないため、あまり脅威にはなっていないようです。
さらに近年問題になっているのがカンガルーと車の交通事故です。
1年間で2万件を超す事故が起きており
原因の一つは、カンガルーが前にしか進むことが出来ないことにもあるようです。
みなさんはカンガルーのように前だけみて突っ走るのではなく
時折過去を振り返って反省し、経験を次につなげられるようになってくださいね!
ではでは今回はこのあたりで失礼します。
思学舎パーソナル水戸茨大前教室 教室長 髙野
TEL:029-303-7800
水戸市袴塚3-12-12