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絶滅危惧種の日
絶滅危惧種の日 ~9/7は絶滅危惧種の日~
9/7が絶滅危惧種の日だということを知っていますか?
なぜ9/7が絶滅危惧種の日に指定されたのか...
そこにはオーストラリアで飼育されていた
ベンジャミンという名のフクロオオカミが関係しています。
※https://www.afpbb.com/articles/-/3365222様より引用
フクロオオカミはオーストラリアのタスマニア島に生息していた大型肉食獣です。
オオカミでありながらカンガルーやタスマニアデビルと同じく腹部に袋を持ち有袋類に分類されます。
以前はオーストラリア全土に生息していましたが、家畜である羊を襲うため駆除が進められました。
さらに気候変動で乾燥化し適する生息域がタスマニア島に限られフクロオオカミは急激にその数を減らしました。
その後、1936年に動物園で飼育されていた最後の1頭が死亡し、フクロオオカミは絶滅しました。
この時死亡したのが冒頭でご紹介したベンジャミンです。
フクロオオカミが絶滅してから60年後の1996年にこの絶滅危惧種の日が制定されました。
これは絶滅危惧種に対する理解を深めてもらうことや脅威にさらされている生存の動物や植物・生態系に目を向け、現在および将来にわたりそれらを保護する方法について考えることが目的です。
また、絶滅危惧種を救うために行動する保護活動家や研究者、ボランティアを称える日でもあります。
人間の行動により気候変動が進み、また森林伐採や開拓などにより生き物の生息域はどんどん減少しています。
環境の変化に適応できないのが悪いという考えも分かりますが
たまには自分の行動を振り返って、生き物に優しい行動を心がけてみてください。
ではでは今回はこのあたりで失礼します。
思学舎パーソナル水戸茨大前教室 教室長 髙野
TEL:029-303-7800
水戸市袴塚3-12-12