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生き物まめ知識⑨

生き物まめ知識⑨ 砂漠の貯蔵名人

 

 

 

 

 

今回ご紹介する生き物はこちらです!

 

 

 

 

 

 

ラクダ

※https://honcierge.jp/articles/shelf_story/6147引用

 

 

 

皆さんご存知のラクダです。

 

 

野生で生息しているものは、ゴビ砂漠に1000頭ほどのフタコブラクダがいるのみで

基本的には家畜としてアフリカから西アジアにかけて1400万頭のヒトコブラクダとフタコブラクダがいます。

 

 

ヒトコブラクダとフタコブラクダの大きな違いは

その名の通りコブの数の違いになります。

 

 

コブの中に脂肪を蓄えてエネルギーとして砂漠の過酷な環境を耐え抜いているのは、有名な話だと思います。

 

 

実はその他にもラクダはビックリな生態を持っています。

 

 

 

それは水を飲む量です。

 

 

 

ラクダが一度に水を飲む量はなんと平均80Lで多い個体だと約130Lも飲むことができます。

 

 

 

もはやお風呂に入れるレベル(;゚Д゚)

 

 

 

しかし

 

 

 

ここで一つ疑問が生じます。

 

 

 

それは 飲んだ水をどこに貯め込んでいるのか? ということです。

 

 

 

真っ先に思い浮かぶのはコブの中だと思いますが これは違います。

 

 

 

実は血液中に水を貯め込んでいるのです。

 

 

 

通常、血液の中に水をため込んでしまうと濃度勾配により

赤血球の中に水が入り込んで赤血球が割れてしまいます。

 

しかしラクダの赤血球は特別製で

通常なら割れてしまうような2倍のサイズに膨らんでも

割れずに体中に酸素を運ぶことができます。

 

水の少ない過酷な環境に適応した結果、特殊な生態を手に入れたということですね。

 

因みに野生のフタコブラクダは

海水よりも塩分濃度の高い水を補給できる唯一の生物です。

 

本当に水に貪欲な生物ですね。

 

しかしラクダの特殊能力はこれで終わりではありません。

 

夏の暑い日に地面に触れるとやけどするぐらい熱かったりしますよね。

 

これは皆さんも経験があると思います。

 

当然ですがこれは砂漠でも同じことが起こります。

 

ただしこれはラクダ以外の生物に限った話です。

 

ラクダにはタコと呼ばれる皮膚の分厚い部分が前脚の付け根と後脚の膝、胸の5か所にあります。

 

このタコは断熱性に優れており

ここを接地して座れば熱い地面の影響を受けることなく休むことができます。

 

ラクダは本当に上手く環境に適応していますね!

 

ただラクダさん、これ以外にも面白い生態を持っています。

 

今回は時間の関係でご紹介できませんが

体温調節の仕方や求愛の仕方などなど気になる方はぜひ調べてみてください。

 

もしくは髙野のところまで聞きに来てください笑

 

いつでも歓迎します!

 

みなさんもラクダに負けないぐらい

いろんな武器を磨いていってください!

 

ではでは今回はこのあたりで失礼します。

 

思学舎パーソナル水戸茨大前教室 教室長 髙野

TEL:029-303-7800

水戸市袴塚3-12-12

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