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お茶
こんにちは。思学舎パーソナル石岡教室です。
寒い日が続き使い捨てカイロや上着を使用する頻度が増えてきました。カイロの原理は中学校2年生の理科で習う発熱反応によるものですね。日常生活のいろいろな所で理科の知識は利用されているので興味がある方はぜひ調べてみてください。
今日はそんな寒い日に飲みたくなる温かい飲み物代表の「ほうじ茶」と「緑茶」の違いについて書いてみようと思います。
みなさんはこの2種類のお茶の違いをはっきり説明することができますか?私は「色が違うし茶葉が違うのかな」と思っていたのですが、調べてみるとどうやら茶葉はどちらも同じものから作られているようです。さらに含まれる成分や風味などにも様々な違いがあるのでまとめていきます。
【緑茶とほうじ茶の主な違い】
1. 製法の違い
・緑茶
→茶葉を蒸して酸化を止め、乾燥させて作る
焙煎(茶葉を加熱する)は弱め
・ほうじ茶
→茶葉を 強火で焙煎して作る
この「強い焙煎」によって、色と香りが大きく変化(茶色、香ばしい香り)
2. 味の違い
緑茶:うま味(アミノ酸)+軽い渋み(カテキン)がある
ほうじ茶:焙煎により渋みが減少し、軽くてまろやか、後味すっきり
3. 色の違い
緑茶:緑がかった黄金色
ほうじ茶:茶色〜赤茶色
4. カフェイン量の違い
ほうじ茶はカフェインが少なめ
→ 焙煎時にカフェインが揮発しやすいため。夜に飲むお茶としても好まれる
いかがでしたか?お茶を入れる方法が変わるだけで、味や色だけでなく含まれる成分にも違いが出てくるのは驚きですね。
他にも様々な違いがありますので興味を持った方はぜひ検索してみてください。
寒い時期には温かいお茶を手元に置いて勉強をするのもいいですね!




















