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コラム 『大学入試と震災』
思学舎パーソナル石岡教室の伊藤です。
今週末は『大学入試共通テスト』です。
石岡教室は７人の受験生がいます。準備万端のはず。がんばってほしいです。
一方わたしが勝手に心配しているのは、今回被災した北陸地方の受験生です。
人生を左右する大きな試験を前に、この１週間まともに勉強できていないでしょう。
そもそも高校は再開しているのでしょうか？
予定通りの会場で受験できるのでしょうか？
みなさんも、もし茨城で同規模の災害が起きたら…自分が受験生だったら…
どうすればいいのか考えてみましょう。
今回の地震による被災で１３日・１４日に受験できない場合は、１月２７日・２８日に追試験があるのでその受験申請をすること、また追試会場を新たに追加することを大学入試センターが公表しています。
また今後、大学側からの支援・救済措置も出る可能性があるので確認する必要があります。
通っている高校の先生も被災していますから情報収集は難しいかもしれません。
『大学入試センター』という主催本部へ最新情報を確認することが大切です。
それにしても、どうしてこうも受験期に大災害が起きるのでしょうね…
１３年前の東日本大震災も大変でした。
なにせ３.１１は国公立大学の２次試験の前日でしたから。
当時私はつくばの教室を担当していて、高３のM君は震災の翌１２日が２次試験でしたが、１１日の午後に震災が起きて東日本中がパニックになりました。
大学に問い合わせてもつながらず、翌朝、試験が行われるかわからない状況のまま保護者が車で送ったそうです。
翌朝はまだつくば市も停電・断水が続き、信号停止地域もありました。運転は大変だったでしょう。
結局２次試験は行われず、１次試験の結果のみで合否判定が行われることに。
私立大学の合格はすでに勝ち取っていたので、その生徒は国立大への進学は半ばあきらめていたのですが、
春休みにその生徒は志望の国立大学の合格報告に来てくれて、教室でハイタッチしました。
土曜日と日曜日、すべての受験生が、心を整えて、悔いなく受験を終えることを願っています。
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