イベント情報・お知らせ記事
竹園高校に行きました
思学舎パーソナル神立教室の田口です。
日曜日も文化祭に行ってきました、竹園高校の。ものすごい混んでて、とにかく混んでいたという印象です。前のブログでも書きましたが、自分は文化祭が嫌いです。嫌いはずなのに2度も行くのはなぜか。ひとつは教え子に会うため。もう一つは、「なにをどんな風にこのイベントをみんな楽しんでいるのか」。人を観察するためです。つまんなそうにしている人は終始、下を向いて歩いているし、逆に、楽しんでいる人は顔が上を向いていてキョロキョロと他人の顔を見て歩き、常時口角が上がっています。そしてそんな人には人が集まってきます。素敵です。そう思いました。逆に、正直、みんながみんな楽しんでいるわけではないかもなぁとも思いました。
「おおむね、何かが苦手とかつまらないと言っている人はただ受動的で、常に何かが起きるのを待っているだけ。その物事が、ではなくその人自身がつまらないだけ。目標や向上心や興味関心が無い、そんなつまらない人間だ。」確か、生前の志村けんがラジオでそんなこと言ってた覚えがあります。自分もそう思います。究極、どんなことだって楽しめる、自分なりの目的や目標を持っていれば。
無理やり、勉強の話に持っていきますが、ある意味、勉強が楽しいってのもそういうことのような気がしています。経験として、勉強のできる生徒に「勉強好き?楽しい?」って聞くと、たいがい「別に。普通です。」って答えが返ってきます。めちゃくちゃ勉強やっているのに。ただ、楽しいとは思っていないけれど、目的や目標をもって取り組んでいるし、それを最後までやり切ります。それがこっちからすると楽しんでいるように見える、そういう風な捉え方です。
難しい問題が解けて納得できた時、良い成績を取って努力が報われたとき、ライバルに勝ったとき、などなど勉強で楽しい瞬間は人それぞれだと思います。逆に、楽しく友達とおしゃべりしながら、だらだら休憩長くとって勉強しているような人は本当にダメです。楽しむの意味合いが違います。楽(らく)をしているだけなので。あとは、勉強に本気になってきた生徒は、顔がだんだんと下がっていきます、文化祭楽しんでいる組と逆です。問題を解こうと必死に問題と向き合おうとするとキョロキョロしている暇はありません。そんなふうに勉強を楽しんでいる生徒を増やしたいです。
ちなみに、竹園高校に行った教え子は「弁護士になりたい。」と小学校の時と変わらずの目標を持って、勉強頑張っていて明朗活発な良い人のままでした。うれしかったです。自分も、夢とは言わないまでも明確な目標や目的をもって、不自然じゃない程度にキョロキョロして口角上げながら毎日楽しく過ごしたいと思いました。
電話:029-831-6116
思学舎パーソナル神立教室 教室長 田口