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小学生の宿題『作文』

思学舎パーソナル神立教室の田口です。

 

昨日、小学生の夏休みの宿題を手伝いました。

 

小学生が嫌いな宿題ランキング第1位、作文。

 

夏休み前の塾の三者面談の時、「毎回作文が書けなくて大変なんですー。うちの子、一人じゃ全然進まなくて、私がいつも手伝っているんです・・・。」と保護者の方から伺ったので、じゃあ手伝いますよ、文章の組み立て方のコツを伝えます。ということで手伝いました。

 

テーマは「あなたの夢」【1000字】。

 

まずは、なんで?どうして?それで?と、とにかく生徒に具体的に色々聞いて、書くネタをたくさん挙げさせました。ブレインストーミングというか、とにかくまずはすべて書き出す。箇条書きで、50個くらいでしょうか。

 

いっぱいネタが貯まったところで、次はそれらをグルーピングする作業。どのネタをどの段落に詰め込むか。いらないものは捨てつつ。じゃあ、1段落目はこれ。2段落目はこれについて、3段落はこれ、4段落は・・・と、どの段落で何を中心に書くか決める。

 

最後に、それらを文章にして上手く話をつなげる。この最後の部分がすごく難しいのですが、その前の段階で書く内容が大方決まっていれば、内容はさておきペンが進まないということにはならない、はず。なるべく難しい事は言わず簡潔に伝えた、つもりです。

 

1000字でしたが、3時間くらいで最後まで書きあがったように思います。あまり口を出し過ぎたり、手伝い過ぎたりしないように気を付けました。あーこう書けばいいんだ、簡単じゃん、と少しでも文章を書くことに対するハードルが下がって、今度は自分一人でも文章が書けるようになってれば良いのですが、どうなんでしょう。

 

作文ではないのですが、国語力はすごい大事です。すべての勉強の基本です。高校入試、大学入試も一問一答形式の単純な問題ではなく、問題文がとても長く、資料も多く読解力が求められます。早く正確にポイントを掴む力が求められます。それが国語に限らず、すべての教科において。大変です。

 

個人的には、国語力・読解力は小学校低学年(もしくはもっと前)がポイントのような気がしています。文章に興味を持つこと。活字に毎日触れること。あとは、普段から親(大人)としっかり対話すること。そこは大事な気がします。「うちの親(大人)は話を聞いてくれないから何話してもしょうがないや。黙っていよ。」とか、大人の言うことをただ「はい。わかりました。」と鵜呑みにするだけでは、子どもの何かしらの大事な成長を止めているような気がします。塾でも生徒の話を聞く・対話するはとにかくずっと意識しています、どんなにつまらなくて内容の無い話でも。その子にとっては大事な話なのだろう、と黙って止めずに最後まで聞きます。その上で対話します。

 

国語、苦手だな。うちの子、文章書けないわ。と言う子は、早いうちに思学舎で一緒に国語の勉強しませんか?

 

お問い合わせ先 夏期講習受付中です 思学舎パーソナル神立教室 Tel:029-831-6116

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