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限界
8/25(金) 「限界」
思学舎パーソナル神立教室の田口です。
9/4(月)定期テストに向けて、ここ最近中1中2がすごくすごく塾に来て一生懸命勉強しています。
中1~2は授業1つ(80分)入れたら、ほぼほぼそのまま+自習2つ(160分)で合計4時間。
中3は授業3つ(80分×3)+自習3つ(80分×3)の合計8時間(塾が開いている30日間は毎日)。
そのように、あらかじめ夏期講習前の三者面談で話をして予定を組んでいます。それ以外の日も自習に来たり、それ以上長い時間自主的に残って勉強しています。
勉強は、何よりまずは時間です。
夏期講習30日時点で各学年で一番勉強している人です。
高3 231時間(平均7.2時間)
高2 90時間(平均3時間)
高1 110時間(平均3.6時間)
中3 300時間(平均10時間)
中2 105時間(平均3.5時間)
中1 154時間(平均5時間)
小6 171時間(平均6.3時間)
「このままじゃ、定期テストの目標点、絶対行かないぞ。」と思った生徒には、塾の無いお盆休みに「7日間で約100ページの宿題」を出し、「これこれこういう話を本人としました。そういうわけなので、ご協力を!」とお父さんにも相談して、泣いてしまうほどに出したのですが、でも、しっかりやり切ってお盆明けに来て「どうだ!」みたいな顔をしてやったものを見せてきました。素敵です。今、2回目3回目とワークを解き直しをしていて、ちゃんと点数につながる勉強ができています。
「本当にそれが限界?まだ全然いけるいける。」
自分の仕事は生徒たちの、すぐ「無理ー。」という口癖みたいなその根拠のない限界のラインを下げて回ること、「ほら、できた」の言葉を投げ続けることです。
一方で、生徒集会などで自分は「勉強はやらされるものではなく、自分でやるものです。」「やらされる勉強は意味ないよ。自分で考えてやる勉強が大事。」「自主性!」「主体性!」「自己管理!」とかとかよく言っています。のわりに、やらせるなー、と。結局自分が強制的にやらせてるだけか!?矛盾してない?と、ふと、自問自答することもありますが、一応塾なので、お金をもらっている以上「結果は出さないといけない」っていうのと、あとは、「自分の限界はここまででーーす。お疲れ様でしたー。」みたいな安易に線引きしている生徒に「いや噓じゃん。限界そこなわけないじゃん。ここ。ここまで!」と引っ張るのが自分の役目だと思っているので、まずは小さな負荷で「小さな小さな成功体験」を少しずつ与えて、
限界値を引き延ばす→それが当たり前になる→成績上がる→楽しくなる→勝手に自分で勉強するようになる。そんな感じです。
「無理―。あたし・オレの限界ここまでー。」と定めていた限界のハードルを、中3はほぼ全員下がった。そんな実感がこの夏期講習でほとんどの生徒が持てている、と傍目には思います。意外と言っちゃ悪いのですが、中1中2が、自分が想像していた以上のプラスアルファの姿を見せてくれているので、「えーやるじゃん!」と今思っていますし、結果につながるように中身ある勉強をさせなきゃいけないぞ、と目を光らせています。(もちろん高校生も頑張っています。)
お問い合わせ先 思学舎パーソナル神立教室 Tel:029-831-6116