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情報戦
思学舎パーソナル神立教室の田口です。
今日は、訳あって、とある他県の県立高校の過去問を解きました。茨城は5教科で平均290点でした。が、その県は平均240点。茨城と比べると50点も平均点が低いです。数学なんかは平均点が40点を切っています。
問題の中身を見ても、茨城は記述問題がほぼ無い(2,3年前に色々ゴタゴタがあったせい?)のに対して、その県は7割以上が記述問題です。途中計算を書かせたり、わりと自由な発想を書かせたりする問題もあり、解いていて面白いなと思いました。
茨城県の英語・数学(ほぼ記述がない。ア・イ・ウ・エなどのマーク式。スッキリしています。)
ある他県の数学・英語(ほぼ記述しかないです。グチャグチャしています。)
どっちが良いか、という話ではありません。個人的には、努力した結果がそのまま点数に反映されるので(過去2年間は特に)、面白味と目新しさには欠けるものの茨城の入試の構成の方が好きです。
で、何が言いたいかと言うと、受験は情報戦だということです。そもそも戦いは情報が命です。あらゆる歴史がそれを証明しています。ひとつの情報を知っているか知っていないかで国の存亡が決まる事さえあります。塾の先生達も情報!情報!と常にアンテナを張って、生徒たちが受験する学校の過去問や学校のホームページ、また実際の学校の先生から直接貴重な情報を頂くこともあります。
昨日、ある高3の生徒と、志望する大学の詳しい日程などについていろいろ話していた時、彼女のあまりの情弱さ(情報弱者の略)に言葉を失いました。携帯を四六時中持っているのだからなぜすぐに調べない?いつでもなんでも調べられるのに?自分の今後の人生に大きく関わることなのに?
塾としては、適切な情報をできるだけ適切なタイミングで提供していきたいと常々思っています。また、これからは情報リテラシー(情報うまく活用する力)なども伝え、ただ情報を与えるだけにならないよう情報の奥にある本質的な話もしっかり伝えられればと思います。
お問い合わせ先 思学舎パーソナル神立教室 Tel:029-831-6116