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お手伝いと勉強、どちらを優先すべき?
◆『お手伝い』を通して、社会を見る目を養う
お手伝いと勉強、どちらを優先すべき?
✖ お手伝いよりも勉強の時間を優先させる。
◯ お手伝いは学びにつながるので、バランスよく取り入れる。
日常のお手伝いから社会科への視点を養うことができます。
たとえば、買い物に行くと、コンビニやスーパーでの食材の陳列の仕方が
どこの店舗でも大体同じであることに気づきませんか?
スーパーだと、入り口に野菜売り場があって、その奥に肉や魚が売っているコーナーが
あり、真ん中にはお菓子や保存食などが並んでいます。
「なんでこの配置なんだろうね?」と話しながら、店内を観察して陳列の謎に迫る仮説
をつくってみると面白いです。
「もしかしたら、お客さんが買いやすいのかな?」などど気づきがあるはずです。
この話は、社会科の中でも『経済』の分野の視点を養うことが出来ます。
「なんでこうなんだろう?」と疑問を持ち、「もしかしたら、こうなのかな?」と
仮説を立てて、「実際は、どうなんだろう?」と検証をする。
この流れこそ、すべての科目に通じる「学ぶ」ことだと私は考えます。
社会科は、丸暗記すれば良いというものではありません。
回り道をしてこそ勉強する面白さが生まれます。
机に向かって勉強することも大事ですが、時にはこのように
外に出て、周りの景色を観察しながら、親子で考える時間を作りながら
コミュニケーションを取ってみては、いかがでしょう?