イベント情報・お知らせ記事
勉強の「量」
思学舎パーソナル美野里教室の髙橋です。
8月に入って生徒の皆さん、保護者様の皆様はいかがお過ごしでしょうか。夏休みも早いもので来週お盆前は中1、中2を対象とした夏季特訓が開校されます。中3生はお盆明け一発目がこの夏季特訓です。申し込んでくださった生徒の皆さん、テスト対策は順調でしょうか?
さて、皆さんは「量質転化」という言葉はご存じでしょうか。一般的には「量質転化の法則」と呼ばれるものですが、これは量を積み重ねていくことで質的な変化が生じるということを表した言葉になります。受験勉強やスポーツ界で使われる言葉ですが、この言葉は言い得て妙であると思います。勉強はよく積み木に例えられます。特に中学生の勉強となるとその性質が顕著に表れているのではないでしょうか。中学3年生の内容は中1、中2あるいは小学生の勉強にまでさかのぼった力が問われます。今、勉強についていくことができている皆さんは、今までの勉強で「量」を積み重ね、新しい単元、発展した問題を理解する「質」を手に入れているのです。現代で「量より質」という言葉を時々耳にしますが、こと勉強においては逆であるということを知っておいてもらいたいなと思います。思学舎では中3生に一つの指標を提供します。それが、夏休みの勉強時間400時間という「量」です。中1、中2の内容で抜けがあるのかないのか、今一度確認しながら受験に備えていきましょう。それ以外の生徒もまとまった勉強時間が確保できる夏休みを無駄にせず、夏前の自分よりも一問でも多くの問題を解くことができるよう頑張りましょう!