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古文単語の覚え方
こんばんは、思学舎パーソナルつくばTOPPA館の宮地です。 本日は私の専門である「古文」、特に単語について取り上げていきます。 古文を教えていると、古文が嫌い!という生徒にたくさん出会います。 古文は外国語!新しい言語を覚えるのと同じだから無理!なんて言葉を何度も聞いてきました。 しかし、古文は外国語ではなく日本語です。今使っている言葉と通じる部分はたくさんあり、持っている文化背景もベースは同じはずです。 古文を少しでも楽しく、少しでも理解しやすくするために、まずは古語を覚えてみましょう。 古語と現代語で意味が違ったり、ずれていたりして覚えにくいと感じるかもしれません。特に形容詞・形容動詞は難しく感じる人が多いと思います。 形容詞・形容動詞については、まずその言葉が「プラス」か「マイナス」、どちらのイメージを持っているのか考えてみてください。 それを覚えるだけでも、文の意味が何となく見えてきます。 よく例に出される古語に「よし」「よろし」「あし」「わろし」があります。辞書で引くとどの単語も意味がたくさん書かれています。 しかし、共通して持っているイメージは、 +(プラス) よし・よろし・わろし・あし -(マイナス) こんな感じです。 英単語を当てはめてみると、
+(プラス) よし・よろし・わろし・あし -(マイナス) best・better・worse・worst といった感じで、厳密には一致しているとは言えませんが、イメージは似ています。 古文単語は辞書的に暗記するのではなく、イメージ・語源で覚える方が頭に残りやすく、長期の記憶になります。 勉強を少しでも楽しくできるよう、色々工夫をみましょう! 他にも国語に関する役立つ知識を色々教えています。小さなことでも教室に相談しにきてくださいね。