読書週間

こんにちは、思学舎パーソナルつくば北教室です。

年々過ごしやすい秋の季節が短くなっていくように思えますが、今週は気持ちの良い天気の日が多く、秋の心地良さを感じられますね。

秋といえば「読書の秋」が思い浮かびます。

私の専門教科は国語であり、読書は生活の一部なのですが、社会では長年「読書離れ」や「活字離れ」が問題視されています。そもそも読書離れというのはここ最近の問題ではなく、昔からずっと言われてきたことです。スマホやPCなど、本以外から情報を得る方法が普及し、子どものころからその環境に慣れている世代が増えてきたことにより、一層「読書離れ」が目につくようになったのかもしれません。

さて、日本には1947年から始まった「読書週間」というものがあります。

「読書週間」は、毎年10月27日から11月9日までの期間を指しています。

この期間には、図書館や書店・出版社が読書の推進や本を好きになってもらってもらうためのイベントやフェアを実施することもあります。普段あまり読書をしていなくても、読んでみたい！と思える本に出会うことができるかもしれません。

最近本を手に取っていない、長い文章を読んでいない、という方もいらっしゃると思いますが、この機会に本を手に取ってみてはいかがでしょうか。読書週間も終盤ではありますが、まだまだ読書をする時間はあります。

読書をすれば必ず読解力が身につくわけでも、すぐに国語の成績が上がるわけでもありません。

ですが、文章を読み慣れることで手早く内容を把握することができるようになり、本を通して様々な知識や自分以外の世界や立場を考えられる想像力を得ることができます。読み解くこと、想像・思考することは、学習の効率を上げることにつながります。

とはいえ、やはりまずは読書を楽しんでほしいです。

読書なんて面白くない、もっと他に楽しいものがある、そう感じるお子様もいると思います。

ですが大抵の場合それは、ただまだしっかり本を読んでいないだけ、好きな本に出会っていないだけです。まずは手にとってみて、１ページ目を読み始めてみてください。

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