イベント情報・お知らせ記事
辰年!
みなさん、こんにちは!
龍ケ崎市駅前教室の野口です。
今年の干支(えと)は「辰(龍)」ですね。龍ケ崎市にとって馴染み深い年です。龍ケ崎市が盛り上がっていく年になるといいなと願っています。
ところで「辰」年といっても5種類あることをご存知でしょうか。
「戊辰」「庚辰」「壬辰」「甲辰」「丙辰」の5つです。
(本来、干支は、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)とを組みわせたもので全部で60あります。)
今年、2024年は「甲辰」です。再びこの干支になるのは60年後の2084年になります。
ところでここまで読んでいただいたところで、歴史好きの(?)みなさんは「戊辰」にピンと来たかと思います。
そうです「戊辰戦争(1868年)」ですね!
「鳥羽伏見の戦い」から始まり、白虎隊の悲劇があった「会津若松の戦い」などを経て、最後は北海道の「五稜郭の戦い」までの旧幕府軍VS新政府軍の戦いです。
「戊辰」は紀元後でいうと西暦8年から始まります。
そこから60×31=1860年後が「戊辰戦争」の年です。
干支で考えるより西暦で覚えた方が早いですね・・・
でも歴史用語には「壬申の乱」や「辛亥革命」など、干支から取られた用語があります。
また、来年2025年は「乙巳」であり、
「乙巳の変(645年)」(中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我入鹿を暗殺した事件。大化の改新の始まり。)から、ちょうど
60×23=1380年後になります。
やはり西暦で覚えた方が早いですね・・・
それでも干支で時刻や方位を表してきたこともあり、その名残が他の分野にもちらほら見られます。
本初子午線の「子午」や「草木も眠る丑三つ時」の「丑」などがそうですね。
桃太郎が連れて行った「猿、鳥、雉」も「申 酉 戌」が由来であり、向った鬼ヶ島の「鬼門(丑寅)」から来ています。
機会があればぜひ調べてみてください!