読解力を養う読書のススメ！

 一般的に本を読む量が多いほど読解力は高くなると考えられていますが、一定以上の力をつけるためにはただ本を読むだけでは身につきません。実際、読書量の多い生徒よりもあまり本は読まないけれど国語の成績が良い生徒は見受けられます。違いはどこにあるのか。それは、文章内容を理解しようとする姿勢と、その時に持っている語彙（ごい）力（理解している言葉の数）にあると思います。
 読書をする際、ただ文字を追っているだけという人はいませんか？それでは何冊読んでも読解力は身につきません。例えば、指示語の示している内容や、要約を考えながら読んでみましょう。そうすると、今まで以上に中身を理解することができます。そして、知らない単語に出会ったときは意味を調べ、自分なりに使ってみましょう。そうすることで言葉の持つニュアンスをふくめ理解できるようになります。
 また本も小説だけでなく、さまざまなジャンルを読んでみるとよいでしょう。