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塾に通うこと
思学舎パーソナル神立教室の田口です。
9月の末から、塾では三者面談を行っています。忙しい中ありがとうございます。
「何話すの?親に変なこと言わないでね。あれこれ言わないでね。なるべく褒めてね。」など、生徒から面談前に色々と探りを入れられたり、口止めされることもあります。が、基本的には普段自分が生徒にずっと言っていることや塾での様子をありのままに話しています。
ふと面談で、「あー塾に通わせてもらえているってだいぶ幸せなことで贅沢なことなんだけど、これを生徒はわかっているのかなぁ。」と思うことがあります。「塾に通わせてもらって当然・塾に通うのが当たり前」みたいな生徒の姿勢。嫌いです。「親にお願いして自分の意思で塾に通わせてもらっている生徒」と「親に言われるからなんとなく通っている生徒」、どっちが一生懸命頑張るかは一目瞭然で、いずれにしても親に感謝の気持ちが無いなんて嘘でしょ、と思います。
送迎、お金、時間・・・。その他諸々、色々な条件がクリアできて、犠牲を払って勉強の環境を整えてもらっているんだけどなぁ、子どものために。それがわかっていないってすごくダメ。わかれーって思います。わかっていたら一生懸命勉強しないはずがないです。おそらく、あとになって気付く人もいるとは思うのですが、できるなら今気づいた方が良いと思います。
全然、話変わりますが、「学び方がそのままその人の生き方になる」って言葉、最近よく耳にします。すごく好きです。9月末にあった中3講演会の木下先生も言ってました。『勉強する理由』という本で著者の石井さんも書いていました。40歳になってから大学に入り直した歌手の相川七瀬さんもそんなことを言っていました。
わからないことをわかろうと必死に「自分で考えて、調べて、人を真似て、わかる人に聞いて・・・」そういう姿勢や体験がそのままその人の生き方になる。それを勉強で鍛える。それで人生が楽しくなる。ただスマホを見ているだけで体験したわけでもないのに体験した気になっている受動人間は、時間や労力を使った能動的な体験(失敗成功の繰り返しの経験)ではないから実際は何も身になっていないと思うんだけどなぁ。ただの娯楽だとわかっていれば良いなぁと思います。
電話:029-831-6116