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人の価値観
思学舎パーソナル神立教室の田口です。
今週は中3の生徒や保護者の人とたくさん話をしました。
お金を払った人が当然そのサービスを受けるのが当たり前のこの世の中で、保護者(お金を払う人)・生徒(そのサービスを受ける人)というその構造の難解さを改めて実感しました。自分が頑張るのではなく、あの手この手で、自分じゃない人を頑張らせることの難しさやもどかしさ。共感しかありません。
人の価値観、どこをゴールとするのか、そのための手段はどうするのか・・・、色々過ぎます。それを擦り合わせるための話をしたいと思って、今週はたくさんしました。
あとは、「塾でこんなことあったんだよー、学校のテストはねー、塾のテストはねー・・・・。」なんて、そういえば自分が中学生の時も、親に伝えた記憶がありません。学校も塾もブラックボックス。本当にちゃんと勉強しているのか。結果をお伝えすることはもちろんですが、過程や目指すべきところを共有するのが自分の仕事です。
保護者の方と話をすると、「そんなことがあったんですか?そんなこと本人は考えているんですか?」とお互い驚くことが多々あります、良い意味でも悪い意味でも。そういった話を共有することで、家でも塾でも生徒との関係が良好になったり、サポートの仕方や言葉の投げかけ方を改善できたり。そういう風になれば良いなぁと思っています。火に油をそそぐだけで終わるような生産性の無い面談ならしない方が良いと思っているので。
また、生徒にとって塾が、学校や家では得られない場所として救われているようなケースもあるような気がしています。堅苦しくなく冗談を言い合えたり、違う角度から自分を見てくれる・認めてくれる大人がいるってのは、自分が学生時代に塾に通っていた時も、多大に居心地の良さを感じた点です。
「勉強を教える」というのはもちろんなのですが、人間関係的な側面とか総合的な視点から塾に対する価値とか存在意義を改めて考えさせられる1週間でした。そして、話せば話すほど自分の視野の狭さに気づかされ恥ずかしくもなりました。改めて、話すこと・言語化することって大切だなぁと思いました。
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